油膜回収装置

特許取得年月
日本特許 : 2018年 8月
米国特許 : 2020年 4月
中国特許 : 2019年 5月

概要

弊社は昭和49年から油膜監視装置 (オイルモニター OFD型) の製造販売をしてきました。

弊社のオイルモニターはほとんど故障が無く取り扱いが簡便で、確実に流出油膜を検知発報するので多くの企業(製鉄所・電力会社・製造プラント・その他)で使用されています。

しかし、今までは流出油膜の検知発報はするものの回収は不可能でした。

そこで弊社は油膜の検知だけでなく、油膜の回収処理ができて初めてシステムとして完成すると考え、油膜監視装置の販売と同時に油膜回収装置の研究開発を始めました。

この大変なテーマはなかなか難しく、更に運転時間の目標を「3万時間以上の連続運転が出来る事」を条件に研究開発を進めてきました。

その結果、幾多の困難を乗り越えて開発に成功し、日本・米国・中国の特許を取得致しました。

用途

水面上に浮遊している油膜の回収

日本をはじめ世界中には幾多の工場があり大量の油脂が使用されていますが、事故・その他の条件で油脂の流出事故が発生しています。

これらの流出油脂は排水溝・プール・ピット・河川・養魚場・湖・海・へと流出しています。

この流出油脂を無人で自動的に回収してくれるのが弊社の油膜回収装置です。

使用される工場・場所等について

  1. 製鉄所・発電所・石油精製工場・石油化学工業・その他各種の製品製造所
  2. 養魚場(川・湖・海)
  3. 河川管理保全
  4. 港湾施設
  5. その他

設置場所の選定

水面から油膜回収装置までの高低差

製鉄所・発電所・石油精製工場・石油化学工業・その他各種の製品製造所等のプール・溜池・排水溝・ピットと油膜回収装置までの高低差が±5m以内であれば通常運転できます。

油膜回収装置からサクションユニットまでの距離

油膜回収装置からサクションユニットまでの距離は15m以内であれば通常運転できます。

流速

設置場所としては静止水面が理想的ですが、流速は1m/Sec位までは正常運転できます。

なお、これより速い流速の場所でも種々な工夫により正常運転が可能な場所も多くあります。

水面の状態

静止水面が好条件でありますが多くは水面が波立っております。

波高は30~40㎜(目視による)までとしておりますが、波高が高い場所でも種々な工夫により正常運転が可能な場所も多くあります。

設置場所の広さ条件

油膜回収装置

油膜回収装置の寸法はW1200×D700×H1500です。

油膜回収装置の制御機器は防水構造ではありません。
雨水等が当たらないようにご配慮ください。

サクションユニット

サクションユニットの設置水面の寸法はW850×D850×深さ350以上必要です。

なお 1台当たりの有効回収面積は水面の流れ・風の条件で全く特定できませんが、運転状態を見ていると5m×5m位の面積ならば湯なくは短時間で無くなっていくのが確認できます。